モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

はじめに

このブログは、モノづくりの衰退が顕著になり、大きな事故や信用低下問題など日本の経済や人々の生活を脅かす重大事象を「機械系のエンジニアとして技術力向上に寄与できないか」という想いで始めました。


日本の企業の99.7%は中小企業です。当然、モノづくりも中小企業が重要な役割を担っています。しかし、バブル崩壊以降は日本の得意としてきた「つながりの構造」が変化し、安価で市場規模が大きな海外へのシフトが始まりました。受注維持をするため多くの中小企業はコスト、納期、品質に苦労してきました。企業努力の甲斐もあり、成長した企業も多数見かけます。しかし、多くの中小企業は今でも下請けとして苦しい経営を強いられてきています。現在でも年率数%のコストダウン要求を毎年迫る大企業や納期前倒しや支払い等の遅延など、法整備は進んではいますが実態は、グレーな部分があります。


また、私は20年弱の中小企業での経験が「モノづくりする楽しさと達成感、新たな発見のワクワク感」を与えてくれたと感謝しております。おかげさまで、現在は大企業において新規技術開発を行いつつ、新たな製品開発も手掛けております。しかし、中小企業と異なり革新的な取り組みや意思決定の複雑さ等からもどかしさを感じるようになり、モノづくりの「ワクワク感」がなくなったように感じていました。多分、モノづくりの衰退は上流企業である大企業から始まったのだと認識しました。
そこで、中小から大企業でかつ異業種分野の技術開発及び生産での多彩な経験を、育てていただいた恩返しとして、中小企業の活力強化に貢献できないか?と考えるようになりました。


それがタイトルにある「技術力向上コンサルタント」です。


現在、企業内の人材だけでは、業務が多くクリエイティブな作業が蔑ろになることで、対処療法的で近視眼的なモノづくりになる悪循環を生むだけで、技術力は向上しない環境になってきています。その状況下では、いくら優秀な技術者がいてもいいモノづくりはできないのです。そして、安易なモノづくりにより日本ブランドの失墜、社会の安心・安全の維持が難しくなってきました。特にモノづくりは、IT化され複雑化しており一般消費者には気づかない問題を抱えている場合があります。経営リスクとして、技術的な状況を解らずに市場へ供給されるという事態です。


サブタイトルにある「経営と技術を取り持つ解釈士」とは、これらの意思決定を間違わないように技術レベルを経営判断に活かしてもらうための仲介者として考えています。また、異なる視点としては「技術のセカンドピニオン」としての位置づけで考えていただければいいと思います。


最後に、私は国家最高のエンジニア資格である「技術士」です。専門は、機械-機械設計です。自身の未来を照らすためにこの技術士資格を取得いただきたい。そのためのブログは、「ひろっぺ(PE)のまあるい技術 」にあります。毎日更新中です。ぜひ興味がある方は見てください。