モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その1~仕組みVS目標!?~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。


自立と同調はいかがでしたか。
ピンとこなかった方もいると思います。


「仕組みが重要」??
と書きました。


単に仕組みといっても、
「とりあえず」
レベルではなく、
効果の体感できる目標を決める作業が
スタートとなります。

 

<目標って!?>
私は技術士論文を5年添削しています。


毎回のことですが
この「目標」がない技術論文が多いことに
びっくりします。


目標がないのに、
「なんとなくこうなりたい」
では具体的に何をすべきかが見えないですね。


霧の中をさまよう状態になります。


目先だけでなく、ゴール(目標)が見えない
のでは、どの道を行けばいいのか?
想定もできません。


まずは、進むべき位置はどこまでか?
を決めましょう。

 

<仕組みを作るうえでの前提条件!!が目標>


一般的に改善活動でも仕組みを作るようにコンサルされます。


しかし、目指すところの一体感のない仕組みは
コンサルがいなくなれば破綻します。


なぜなら、「必要性を感じていない」のです。


必要性を感じるためには、
組織の目指すところを共有しなければなりません。


そして、手段である仕組みを作るのです。


太陽光発電の電力買取も結局、仕組みばかりに目を奪われた結果、


普及率は目標に届かず、コスト増で尻すぼみ・・・


目標とは、生産性向上の手段が見えている定量的に目指すところ
を言います。

 

<具体的な目標があり、その仕組みをいくつか挑戦することが大事>
具体的な目標を達成するのは、柔軟に変更していく姿勢を持つことが重要です。


1回決めたら完璧ではなく、
PDCAサイクルを廻すことを仕組みに加える。
そうすれば、オリジナルの
「協働」による


生産性向上の仕組み


が定着するのです。


目標もどんどん変化します。


成果が上がれば、手段も多様化します。


目標決定にも大胆さと根拠がつきます。


これを正のスパイラルアップと言います。


生産性向上は、エンドレスです。


それを頭において、取り組みましょう。

 

<まとめ>
今日は、仕組みVS目標!?についてお伝えしました。


一つ目は、目標は定量化して見える化と共有、


二つ目は、仕組みづくりの前提条件が目標、


三つめは、PDCAサイクルで生産性向上をエンドレス化


でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。


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