【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その1~会話力!?~】
じつは、私は社会人最初の方までは会話が苦手でした。
元々、前に出るタイプではない、目立たない(目立とうとしない)人でした。
社会人24年になると、図太くもなるもので・・・
よく、しゃべることができるようになりました。
意思の疎通は、
会話よるコミュニケーションの重要性
を学びました。
<環境が人を変える>
社会人1年目、大阪の南地区という
色濃い地域のある中小企業に就職しました。
職人肌の人が多く、
町全体も「だんじり」の時はお祭り騒ぎです。
会社も休みになりました。
そこで私の人生で変化を与えてくれたのが
「会話力」
のすごさです。
設計の立場でありながら、
生産管理、調達、出荷依頼、品質確認、現地据え付け・・・
時には、営業同行での現場打合せ、実測、レイアウト作成
仕様書作成・・・・
いろいろしなければなりませんでした。
年間80物件/人をこなすという過酷な日々・・・
物件規模も数百万から数千万、たまに億単位・・・
そのため、すべてのことを知らないと
とても仕事が完了しませんでした。
しかし、自分一人では限界があります。
そこで、毎日数回は工場を回り、
そのため、職人たちとの会話をしました。
<毎日の考動が人を変える>
抜けや漏れ、不備や新たな知見を知るために・・・
会話を楽しもうと考えました。
そして営業には、毎日問い合わせや確認を行いました。
おかげさまで、4年目にはある程度の物件を仕切れるようになりました。
最初は図面を投げられ、話を聞いてもらえない日々・・・
毎日
「おはようございます」
「いつもありがとうございます」
「この部品は加工できますか?」
などなど・・・
年齢が上下関係なく、教えてもらう立場として
通いました。
<毎回のコミュニケーション会話から得たもの>
この会話力は
質よりも量がモノを言ったようです。
つまらない小さなことから積極的に
声をかける姿勢・・・
認められたのだな~
と実感したのは、退職時。
連日の飲み会には感謝です。
本当にここを去るべきなのか・・・
真剣に悩みました。
しかし、皆さんは暖かく見送ってくれました。
いまでも交流がある人もいます。
本当に感謝です。
いまでも、掃除のおばちゃんであろうと
レジの若い人であろうと
「ありがとう」
「こんにちは」など
こちらからしています。
円滑な人間関係こそが、生産性を上げてくれます。
あとは、仕事ではできるだけ
いつまでに
なぜ必要なのか
できるかできないか?
を聞いています。
最近よく会社で言われるのは、
「とりあえずやって」
「簡単でいいから」
という言葉。
必要性を聞くと、
「いるから」
しか回答がない・・・・
どうおもいますか?
このようなコミュニケーションをしていませんか?
人の生産性は、「会話力」一つで変化します。
極端に違う例ではありますが、
言いたいことは、その時の
相手が受ける気持ち
がどのようになるか?です。
経営者の立場と役割らしい会話をしていますか?
<まとめ>
今日は、会話力についてお伝えしました。
一つ目は、環境が人を変える、
二つ目は、毎日の考動が人を変える、
三つめは、毎回のコミュニケーション会話から得たもの
それは、「生産性向上」!!
でしたね。
経営のヒントになれば幸いです。
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