モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その1~○○の目的を明確にする~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。


「目的を明確にする」
よく聞きます。


いま、生産性向上するために一番にすべきことだと考えます。


目的=動機


行動を起こさすための、動機を明確にすることです。
組織でも個人でも、ある目的があると
即行動に移しやすいです。


<会議あるある>
当然、何でもかんでもというわけにはいきませんが。


よく会議で目的が共有されず、結果何を決めたかったのか不明な会議があります。


みんなが集まって、長い時間すればいいという風潮がまだ抜けないようです。
就業時間内だから、部下の時間を拘束するというのは当たりまえ的な考えをもった
経営者や管理職がいる会社は、生産性が上がりにくい傾向にあります。


部下の作業時間やイノベーションの時間を上司の状況報告のためだけに使うと、
経営のスピードや質も落ちます。
もちろん、人のモチベーションが下がり、士気も下がります。

 

<私は、最初から下記のことを決めることを提案しています。>
会議は30分以内!!
立ってミーティング!!
資料は事前配布、説明は要点のみ!!
配布資料の質問は、事前にしておく!!
会議は意思決定の場!!
全員発言する!!
最後のまとめをして、役割や次回の報告内容を決める!!


「いつ(までに)、だれが、なにを、どのように、どこで」を明確にして終了する!!


事前メールは会議の3日前まで、質問は1日前まで!!


決めたいことをホワイトボードやプロジェクターで共有しながら追記する!!


・・・いかがでしょうか?


すべては無理でも、1つでも取り入れると、
部下の見方は変化します。


ぜひ、試してください。

 

<多様な場面でも同じように考える>


会議だけでなく、生活や広く言えば人生も同じです。


向かうべき方向性(なりたい自分)をきめて、今できる準備をおこない、


そして目的にふさわしい目標を決める。


目標は、解決策の当たりがついていることで、定量的な考え方です。


これからは、個人の「個」の差別化が必要な時代です。
同調による生産性向上には限界が来ました。
個のスキルや考え方を変えるべき時代です。


人口減少、働き方改革ダイバーシティー・・・
1人一人が自分の生き方を見直し、
「個」の自立を考えるタイミングだと思います。


時間の使い方を自立させることで、
組織だけでなく、個人の生産性は自然と向上します。


ぜひ、考え方改革を行ってください。
次回は「生産性向上その2~機械~」です。
少し、実務事例を交えて具体的に書いてみます。

 

<まとめ>
今日は、○○の目的を明確にするについてお伝えしました。


一つ目は、会議あるある・・・決まらない会議


二つ目は、決め事をして取り組む、


三つめは、多様な場面で同じように使える、


でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。


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