モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その2~コストとは~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<現状のコストの考え>
製造業は現在、負のスパイラルに陥っています。
モノづくりのグローバル化と高度化により、
豊かさと便利さを求めすぎ、
コスト競争へ進みました。
事業は、「発展させる」
ためにはじめてことではなく、
不便さの解消
自由な時間の確保
など・・・
を達成するために始めていると思います。
現状はいかがでしょうか?
私も、周囲の環境に影響を受け、
本質の目標を見失っていたような気がします。
過去の経験やビジネススタイルは大事です。
しかし、時代は流れ(商流は変わり)ます。
今の「コスト」の考え方は、
「低価格」
寄りです。

<本来のコストとは!?>
本来のコストは、
価値との対比でなければなりません。
価値がない、他と同じであればコストは安くする。
逆に価値が高く、他がないものはコストが高い。
当たり前ですが。
この価値を
「機械」を活用することで
価値を高めていくことが
最もビジネスの目標に近づくと考えます。

<機械を活用すること・・・>
活用とは、「コト」を売ることです。
ノウハウや応用例を売るのです。
それからできた
「モノ」
を売っていくのです。
「コト」×「モノ」=「高価値」
この計算式がビジネスを数倍にして、
事業の目標をより具体的に
達成できると考えます。
先日述べた
PDCA
と組み合わせれば、
より高価値化が進みます。
機械は修理やメンテナンスに
コストがかかります。
このコストをチャラにできる
「コト」つくりを考えてみてください。

<まとめ>
今日は、「コスト」についてお伝えしました。
一つ目は、コスト価値の低下、
二つ目は、本来のコストは価値との対比、
三つ目は、「コト」×「モノ」=「高価値」、
でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。
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