モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~名言は実践できて初めて意味を持つようになる~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<時間の使い方がお金を生みます>
前回「意思決定のタイミング」が重要と示しました。
意思決定することで、実践が始まるのです。
実践なくして、生産性向上はできません。
もし、実践しなければ
「実践しなかった時間を買った」
という浪費の区分に入ってしまうだけです。
時間をお金で買うという
一見わかりにくいことかもしれません。
しかし、何もしない時間は、
何も生みません。
浪費するだけです。
何かを仕込んで置き、その時間は違うことや仕込みをする・・・
これの繰り返しが何もしていない人との差を生むのです。

<やみくもに動くのでなく、「意思決定の根拠」を持ってください。>
根拠とは、具体的かつ効果がわかることです。
そして、タイミングを見極めるのです。
拠り所がある分、決定の内容もよくなります。
さらに時間も早くなります。
そうすれば、お金は回るようになります。
正しい時間とお金の使い方は、
一時は損失・価値を生まないこともあります。
しかし、その経験を踏まえた意思決定が
次にできれば、そのときより大きな価値を生む可能性があります。
止まらず、慌てず・・・
意思決定の精度を上げてください。

<まとめ>
今日は、「名言は実践できて初めて意味を持つようになる」についてお伝えしました。
一つ目は、実践以外は浪費、
二つ目は、意思決定の根拠を持つ、
でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。
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