モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~労働環境改善~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

お金を稼ぐ仕組みにするには、労働環境改善が必要です。
会社ではよく、
「会議の目的が明確でない」
「他人の時間を奪う」
ことがあります。
特にスキルのない上司によく見られます。
上司は、部下の仕事を円滑にかつ、滞りなくするのが役割です。
部下は、会社への貢献とその対価が均等になる働きを生むために、
スキルアップすること当時に成果を生むことです。
その役割達成のためにすべきことは何か?
このことを一人一人が考えアウトプットすることで、いいお金が流れます。
そろそろ、上辺だけの改善はやめませんか?

<会議の目的>
会議の目的が
「開催すること」
になっていませんか?
また、
「情報の共有の場所」
「上司に報告するための場所」
になっていませんか?
会議の目的は
「意思決定」
しかありません。
それまでのことは、参加者全員が理解しておくことです。
まずは、会議の目的を考えましょう。

<他人の時間を奪う>
仕事は横のつながりが重要です。
意思決定は縦のつながりです。
複雑化した社会では、
「斜めのつながり」
が重要です。
だから、3次元的にかかわりのある人との
調整が重要です。
自分だけの「時間軸」でないことを認識して、
「他人の時間を有意義にする」
意識をもってください。
ここで、「3次元的」な感覚とは、
X軸が横のつながり
Y軸が縦のつながり
Z軸が斜めのつながり
のようなイメージです。
仕事は一つの串刺しにはできません。
そのため、縦と横の交点である斜めのつながりか
Z軸を持たして、3次元的なつながりが必要です。
このようなつながりを意識できる組織体質へ
変更すべきです。
そうすることで、
人とのつながりをお金に換える
労働環境改善となるのです。

<まとめ>
今日は、「労働環境改善」についてお伝えしました。
一つ目は、会議開催が目的になっていること、
二つ目は、他人の時間を奪うのでなく有意義にすること、
でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。
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