モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~あるモノ、できることから~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<4Mを活かすも殺すも・・・>
今まで述べた「生産性向上」の

機械
お金
の要素を生かすも殺すも
「方法」
にかかっています。
今ある
「技術」
「技法」
「技能」

「素材」
「設備」
「予算」
「人材」
を活かして、
負荷をかけないことが、
生産性向上の基本姿勢です。
長期間手掛けてきた、
「技術」
「技法」
「技能」
は最大の強みであり、
それを熟知する人材は
使いこなすことの術を知っています。

裏目に出る場合・・・・>
しかし、それが裏目に出ることがあります。
「成長しない心」
です。
人は、ある課題にぶち当たっても
強みで解決できると考えます。
しかし、過去の繰り返しでない
新たな課題に対しては
うまくいかないことも多々あります・・・
そこで、方法として
「転用」
があります。
今あるすべてのことを
今まで使っていない部分に転用すると
どんな化学反応が起きるのか・・・
いわば「実験」してみるのです。
ビジネスは、成果重視でなければならない。
という声も聞こえます。

<「成功は、失敗から生まれること」開き直りができるか>
しかし、成功は
失敗の中からも生まれます。
または、繰り返し試した結果、
思わぬ副産物により、
「転用」
が進むこともあります。
「試すこと」こそが、
今の風潮に合うかどうかを見極める
最大の行動です。
「あるモノ、できることから」
初めて、行動することこそが
生産性向上への近道です。

<まとめ>
今日は、「あるモノ、できることから」についてお伝えしました。
一つ目は、使いこなす「わざ」を知らないと意味がないこと、
二つ目は、強みにこだわらず、実験してみること
三つ目は、あるモノ、コトから初めて行動すること、
でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。
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