モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~最終回 結局4つの視点の生産性向上とは??~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<生産性向上のおさらい>
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えてきました。

 

今日は最終回です。


4Mとは、下記の頭文字を表しています。
人:Man
機械:Machine
お金:Money
方法:Method
ですね。
その1では、「人」の視点から
一番生産性に直結するのは「人」の意識、
コミュニケーション、考え方など
だと考えます。
人が変われば、環境は変わります。
その2では、「機械」について
ツールとして使いこなすことを忘れず、いかに活用するか?がポイントです。
思考ツールに「PDCA」があります。
「コト」×「モノ」=「高価値」
についても書きました。
その3は、「お金」の視点から
お金は、機械同様に人の生活を豊かにするものです。
最近はお金を出せば手に入る時代になり、便利になりました。
お金がなければ「モノ」は作れません。
「機械」を保全するにも「お金」がいります。
生産性向上には欠かせない「お金」です。
お金は、労働により生まれます。
適正な労働環境とすることで
お金は循環します。
働き方改革を例に最後は書きました。
その4「方法」の視点
モノづくりは様々な「方法」
をもって生まれます。
「コト」で「モノ」を売ることが
最高の生産性向上になる!!
単なる「モノづくり」で終わるのでは、
今までの「商品開発」です。
質的充足、量的充足の世界の中で、
体験を売る「コト」が重要になります。
体験とは、100人いれば100通り以上あると考えます。
体験を共感できるストーリー性と
そのストーリーにマッチした商品。
これらが循環することで
今までにないモノづくりができると考えます。
「人」
「機械」
「お金」
「方法」
の4つがなければ、「コト」は生まれません。
再度、意識してモノづくりを進めてください。
次回以降は、
(1)気になる情報(本、社会情勢など)
(2)技術力・経営力向上ツールの紹介
など・・・
少し、書く内容を模索しています。
ブログを見ていただいている皆さんの役に立つ
情報提供を設計し、公開していきますのでお楽しみに。

 

経営のヒントになれば幸いです。
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