【燃料炭 大量の温暖化ガス排出!で想うこと】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
2018年12月24日の日経からです。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO39321180T21C18A2NN1000/
燃料炭とは、
「主に火力発電の燃料となる石炭で「一般炭」とも呼ぶ。
燃焼時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)が大量に発生することが問題視される。
発電は天然ガスや再生可能エネルギーに代替が可能で、
環境を重視する「ESG投資」の観点から石炭の利用を避ける流れが強まっている。
石炭にはコークスとして使う「原料炭」と呼ぶ種類もある。
製鉄で不可欠な素材のため、日本の商社などは原料炭の権益の保有は続ける。」
で、
「日本が2017年に輸入した石炭は1億9300万トンで、
このうち燃料炭は1億1500万トンと過半を占める。」
つまり、電気を作る燃料として主力の燃料であることは間違いない。
しかし、
「政府は18年に策定した第5次エネルギー基本計画で50年までに脱炭素化を進めるとしており、燃料炭の輸入量を減らす方針だ。」
とある。
では、何で補うのか?
・原子力
・天然ガス
・再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力など)
絶対使用量が減らない限りどの代替えエネルギーを使っても
すぐに補えない事実がある。
手っ取り早いのは原子力だが,
廃棄材料の問題
安全性の問題
で第一線に戻るのは不可能であろう。
産業界・家庭に占めるエネルギー利用率を今の半分にし、
スモールコミュニティでの再生可能エネルギーと蓄電池の促進
を進めることが重要ではないかと考えます。
北海道でのブラックアウトは覚えていますか?
ブラックアウトにならない地域づくりが今後は重要になってくると考えます。
中小企業にできること、それは、使用量を減らすこと。
使う量を減らせば、経営のコストも下がります。
環境や電力負担も低減でき、社会貢献できるのです。
ESG投資が流行言葉となっています。
技術だけでなく、社会への貢献も企業価値向上につながります。
ぜひ、取り組んでください。
経営のヒントになれば幸いです。
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