【AI、シンギュラリティ!で想うこと】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
2019年1月1日の日経からです。
シンギュラリティとは AIが人知を超える転換点
「米国の未来学者、レイ・カーツワイル氏はその時期の到来を2045年と予想する。
人間が担ってきた高度で複雑な知的作業の大半をAIが代替するようになり、
経済や社会に多大なインパクトをもたらすと考えられている。」
とあります。
2015年ごろ囲碁でプロ棋士を破ってから「AI」の発展に注目が集まりました。
今や知らない人はいないぐらいです。
この背景には、「深層学習=ディープラーニング」の発達があります。
「深層学習」という人工知能の学習手法で、ここでは機械が物事を理解するための学習方法としておきましょう。
その発展には、「ニューラルネットワーク」という、人の神経を模したネットワーク構造が重要です。
最大の特徴は、「重要な繋がり」と「補助的な繋がり」を理解できることです。
人間の知性を人工知能(AI)が超え、加速度的に進化する転換点はすぐそこまで来ています。
技術の進歩は急激で、2045年の前の2030年ぐらいにはシンギュラリティが来るかもしれません。
IoTやM2Mといった技術は、欧米が主導権を握りました。
このAIに関してもそうなっています。
しかし、AIは技術的側面ばかりを追いかけてはいけない技術です。
余りにも、人の領域に入り込みすぎるから。
そのため、倫理的な問題に対処するための検討も進んでいます。
我が国では「人間中心」を柱とするAI利用の7原則をまとめ、2019年の20カ国・地域(G20)首脳会議などで提唱する方針だそうです。
この技術での存在価値が、今後の日本の技術立国という立場を位置づける重要なポイントです。
できるだけ、AI技術を活用して、実践で使用できるAIを目指して取り組まなければなりません。
言語の翻訳などもそれに近くなりました。
いままでは辞書的に文法や単語を見て、単語を並べ替えているだけでした。
それが今ようやく、深層学習を駆使することで、人間に近い思考回路を持つことができ、まだまだではあるが「理解」した上で答えを出すようになったのです。
結局人が考えていく過程を「まねる」ことができれば、シンギュラリティはすぐきます。
10年後の製造業の未来はどのようになるのでしょうか?
中小企業の多くが、早く取り組みできる環境整備が重要ですね。
それには、今までのやり方、仕組みを見直すことが必要です。
しかし、限られたリソースを流行技術につぎ込むこと。
これが中小企業にとっての課題です。
その解決のお手伝いができるのが180日現場改善プログラムです。
経営のヒントになれば幸いです。
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