【顧客ニーズの階層化をすることで、隠れたのニーズがわかる!】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
経済学者のドラッカーは、
「顧客と市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。」
~「『創造する経営者』上田惇生訳、ダイヤモンド社」より
といっています。
つまり、「ほしい」という欲求は、市場にいる顧客に聞くしかない。
だからマーケティング論が重要とされています。
でも、それが全社うまくいけばいいが、できないことの方が多い。
なぜか?
企業独自の判断で顧客ニーズを探そうとするからです。
では、「企業独自の判断」とはなにか?
経営者の想いですね。
または、流行り。
AIもそうです。
なんでも「AI」搭載すれば売れる?のでしょうか?
結局、判断基準の一つに「AI」という流行があるだけ。
他が同じように「AI」を出せば、結局顧客は「同じもの」程度にしか思えません。
では、隠れたニーズは探求するには何が必要か?
それが、「ニーズの階層化」です。
ビジネスPCを購入する場合の階層を考えます。
①明言されたニーズ
例えば、持ち運べるPCが欲しい。
②真のニーズ
例えば、持ち運べるとは、軽くて、丈夫なもの。
③明言されないニーズ
例えば、壊れても安く、すぐに修理できるもの。
④喜びのニーズ
例えば、メモリ増設50%OFFなど
⑤隠れたニーズ
例えば、外でいい「買い物」といわれたい。
この隠れたニーズを製品にどのようにして取り入れるか?
これが、「商品・製品の差別化」になるのです。
経営者の皆さん、
このような思考を実現させる人材不足で悩んでませんか?
経営のヒントになれば幸いです。
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