【経営者は「リーダー」に任せることが仕事】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
スポットでコンサルティングをしたある社長との会話です。
社長「最近、団塊の世代が退職してねえ、困ってるんですよ!」
私「どうしたのですか?伝承ですか?」
社長「そうでなくて、生産現場の改善をすぐできる人がいなくて・・・」
「改善が全くできないんですよ。」
私「なぜですか?」
社長「思いついたアイデアをすぐに形にする人がその人たちでした。」
「その人がいないと、誰も何もしないのです。」
私 「でもアイデアは出るのですか?」
「困りごとを改善すれば、皆さんも楽になり、コストも下がりますよ」
「時間をかけてする改善活動ならともかく、
すぐにできる改善をすることを指導されては?」
社長「誰かやってくれないですかね~」
「外注にするとお金がかかるしね。」
私「・・・・・・」
いかがですか?
自己改善を
他者にかつ、お金をかけない(外部に出さない)
ですぐにできるようになりたいという気持ち・・・
解らなくはないですが、
私の答えは、
「従業員のスキルや問題点が見えていない危険な状態からの脱却を目指すべき」
「それにはリーダーを任命し、任せてやらせることが重要」
です。
自社の困りごとは、自社の当事者が一番知っています。
それを抽出し、言語化する。
そして、具体的な方法を考え、
実践する。
それらをリーダーに任せる勇気と決断力が欲しいです。
PDCAサイクルまでとは言いません。
まずは、現状を知る「リーダー」と会話し、
任せてみることで、
団塊世代の技術者以上の価値を得ることを目的にしてほしいです。
次回合う時は、そのようなファシリテーター役に徹して会話してきます。
経営のヒントになれば幸いです。
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