【売り上げを下げて利益を上げる経営】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
毎月、商工会議所から送付される景気調査を気にしてみています。
私の暮らしているローカル地域だけの情報ですが、興味深い結果です。
注目しているのは、「資金繰り」です。
キャッシュフローですね。
経常利益は改善しているが、資金繰りが10ポイント以上低下する。
原因は、売上高の低下です。
「だから売り上げを上げないと・・・」
という経営者が多いから、資金繰りが悪くなるのです。
「限界利益」
をご存知ですか?
経営差なら知ってて当たり前なのでしょう。
しかし、小売りや小規模事業者はあまり理解されていないようです。
簡単に言うと、
欲しい利益から、
売上を逆算すること。
黒字になるか赤字になるかの分岐点です。
「黒字倒産」もご存知ですよね。
この「限界利益」を理解した経営こそが、
黒字倒産を防止する方法です。
また、「投資」は十分な資金を得て初めて、「投資」すべきなのです。
経営者は、「資金繰り」のために労力を使ってはいけません。
そのためにすべきことは、
売上を下げて、
仕入れを下げ、
経費を下げて、
仕事の質と価値をバランス化する・・・
これが経営の最適バランスの始まりです。
売上を下げても利益が残る経営こそが、
新しい価値を想像できる経営に発展させるのです。
モノだけでなく、仕組みや人を変えれば可能です。
はやく黒字化しませんか?
経営のヒントになれば幸いです。
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