モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【「小さな困りごと」が企業を成長させるヒントになる】

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こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。


従業員の「小さな困りごと」を放置していませんか?


それが、利益を低下させている原因の一つです。


QC活動をご存知ですか?


継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小集団です。


よくある勘違いで、


「改善効果」


に注目して取り組む事例です。


確かに、インパクトは大きく、


発表映えしますよね。


しかし、改善すれば、


「改悪」になる部分もあることを忘れがちです。


ある「一部分」を解決することで、


「ある一部の効果」は高い。


しかし、会社としての効果はというと・・・


ラインの改善でよくあるのがこれです。


前後工程の流れをスムーズにすることが、


トータルとしての改善になるのです。


一部分を改善し、


この工程は30%効率UPしました!!


としても、前後工程が今まで通りなら・・・・


配置転換や人員削減にはなります。


しかし、よく考えてください。


従業員は、「配置転換」や「人員削減」を望みますか?


インセンティブとして、高額所得などがあってもいいでしょう。


しかし、一過性です。


結局、モチベーションが下がり


改善が「改悪」へ変化するのです。


大きな視点での活動は重要なのは理解しますが、


将来の結果を想定した「改善」を進めるべきです。


そのためには、


有効な時間内でかつ、「実感の湧きやすい」


身近な困りごとを複数集めて、


前後工程も含めた


「困りごと改善」


で収益アップしませんか?

 

経営のヒントになれば幸いです。
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