モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~お金にモテるには!?~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<目的から始める>
お金にモテる!?
モテ方も
「お金に居続けてほしい」
「出入りが円滑に進むようにしたい」
という2つがあります(もっとあるかも!?)。
時間軸が2つには入っていますが、共通するのはお金があり続けること。
つまり、
「無駄な時間を減らし、自分が何をしたいか」
ではないでしょうか?

<時間をお金に変える方法>
私は、2020年の夏の起業を目指し
お金を生む行動をしています。
具体的には、
(1)起業実践塾への参加
(2)起業を目指す同じ志の会への参加
(3)商工会議所への入会
(4)自主セミナーの開催
(5)口コミ異業種交流会への参加
などです。
(1)は、スタートアップのための基礎知識が学びたく
参加しました。そこでも多くのつながりが生まれました。
(2)は同じ志を持つ同じレベルの人や
もう実践している人の体験を知るため。
不安や悩みを相談できると考えました。
(3)は(1)で紹介いただいて登録しました。
中小企業のモノづくり支援をしたいので、
願ったり叶ったりです!!
(4)は技術士受験セミナーの開催です。
2回の自主開催をしました。
今までインプットしてきたことを
アウトプットすると新たな気付きが生まれます。
今後も、受験セミナーを発展させていきます。
最後の(5)は、(1)の講師からの紹介です。
起業していない私は、正式参加はできないですが、
志が高く、そして時間を有効に使われていることを
まじかで見せつけられた
非常に有効な会に参加させていただきました。
今後は、起業と同時に参加できればと心から思えました。

<行動しなければ何も生まれない>
この行動は、数年後お金に変わると確信しています。
今している行動は、「試行」期間のステージと考えています。
来年は、違う行動をすると考えます。
来年以降は「考動」がテーマになる予定です。
さらなる考動とその意思決定をおこない
ガツガツしない、
「お金にモテる人」
になろうと考えています。

<まとめ>
今日は、「お金にモテるには!?」についてお伝えしました。
一つ目は、しっかりとした目的から入ってください、
二つ目は、時間をお金に変える方法実践編、
三つめは、行動しなければ何も生まれない、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~相手の時間を奪わない~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<時間は有限>
人生の中で、たくさんの人と出会います。
最近では、セミナー開催や起業塾セミナーに参加すると
多様な人との出会いがあります。
昔は、人見知りで絶対に1人で参加できなかったこと・・・
いまでは、当たり前のように参加します。
最初は単なる起業家やよくできる人との人脈形成でした。
最近では、成功者たちとそうでない人の差はないか?
を知りたくて行くようになりました。
結論は、
「お金よりも時間を大事にしている」
です。
時間を様々な経験や体験を積極的にして、
新たな学びをし、
様々な人と傾聴しながら、
視野を広げてビジネスにするという
スタンスで時間を使っているように見えます。
本タイトルは「お金」です。
しかし、お金を生むのは最終的には
「時間」
です。

<人から時間を嫌うとお金からも嫌われます。>
例えば、会社内に人の時間を考えずに
呼びつけて、自分の意見を言い、やってほしいいことだけ言う人がいます。
私はできません。
他人から時間を奪うことが嫌だから。
その時間はもともと、ほかの価値を生む時間であったはずです。
なのに、勝手なこちらの都合で時間を奪うことの罪悪感があります。
だから、自分で何でもできるように努力してきました。
時には、価値を共有するために
依頼することはあります。
ただし、彼らの時間計画を勘案します。
会社にいるからいいだろうではなく、
彼らの時間を奪うことに意識を向けられない人は、
お金から縁遠くなると考えます。
私もブログに書きながら、意識していくことを
肝に銘じています。

<まとめ>
今日は、「相手の時間を奪わない」についてお伝えしました。
一つ目は、時間は有限、
二つ目は、人から時間を嫌うとお金からも嫌われます、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~名言は実践できて初めて意味を持つようになる~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<時間の使い方がお金を生みます>
前回「意思決定のタイミング」が重要と示しました。
意思決定することで、実践が始まるのです。
実践なくして、生産性向上はできません。
もし、実践しなければ
「実践しなかった時間を買った」
という浪費の区分に入ってしまうだけです。
時間をお金で買うという
一見わかりにくいことかもしれません。
しかし、何もしない時間は、
何も生みません。
浪費するだけです。
何かを仕込んで置き、その時間は違うことや仕込みをする・・・
これの繰り返しが何もしていない人との差を生むのです。

<やみくもに動くのでなく、「意思決定の根拠」を持ってください。>
根拠とは、具体的かつ効果がわかることです。
そして、タイミングを見極めるのです。
拠り所がある分、決定の内容もよくなります。
さらに時間も早くなります。
そうすれば、お金は回るようになります。
正しい時間とお金の使い方は、
一時は損失・価値を生まないこともあります。
しかし、その経験を踏まえた意思決定が
次にできれば、そのときより大きな価値を生む可能性があります。
止まらず、慌てず・・・
意思決定の精度を上げてください。

<まとめ>
今日は、「名言は実践できて初めて意味を持つようになる」についてお伝えしました。
一つ目は、実践以外は浪費、
二つ目は、意思決定の根拠を持つ、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~機会費用~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

機会費用!?>
「時は金なり」という諺(ことわざ)を少し掘り下げると、
機会費用
になると考えます。
機会費用とは、「Opportunity Cost」ともいい、
「与えられた条件の下で最善のものを選択した場合,
残された選択物 (犠牲となったもの) のなかの最善のものの価値を指す。
一般に多数の用途をもつ財・サービスをある特定の用途に利用する場合,
それ以外の用途は利用されずに犠牲となっている。
この犠牲となった用途を利用したら得られたであろう収益のうち最も値の
大きいものである。
機会費用の概念は,ある経済活動,つまり財・サービスの用い方の効率を
判定する際の基準となるものであり,
経済学において用いられる「費用」という概念は,
すべてこの機会費用に基づくものである。」
<ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説>より
例えば、
「企業において、給料の高い管理職が、部下に仕事を任せず、
単純な事務作業で時間を浪費するのは、本来すべき付加価値の高い業務(成果)面で機会費用を失っている。」
ということ(引用:https://www.ifinance.ne.jp/glossary/business/bus029.html)。

<条件:時間>
与えられた条件下の一つに、「お金」と「時間」があります。
「ある財が生産されたということは,
資源を他の用途に用いることを犠牲にしたことにほかならない。
経済学では,ある財を生産するための費用は,
その財を生産したためにこうむったこのような犠牲の大きさではかる。
たとえば自分の持家に住んでいる人は,
自分の家を他人に貸した場合に得られるはずの家賃収入(帰属家賃)を犠牲
にしているので,
その分だけの住居費がかかっている,と考える。」
<世界大百科事典 第2版の解説>より

つまり、お金と時間を犠牲にして生まれた財は、
ほかのコトやモノをした時に得られたであろう
価値(時間やお金やモノやコトなど)を犠牲にしている
という考え方です。
最善の検討を行い、費やしたお金と時間は、
実はもっと価値のあることに使うことが
費用対効果としてはあった可能性があります。
堂々巡りになりますね。
そのため、意思決定の品質よりも
タイミングを早くして、
実施する
撤退する
という時間とお金の使い方を
常に考えることが重要なのです。

<意思決定が大事>
私は、技術士・総監受験時、大切なものは何かという問いに
「意思決定論
と答えました。
生産性向上、付加価値向上には
「タイミング」
がすべてだと考えていたからです。
お金と時間をどのように使うかは、
皆さんの意思決定によります。

<まとめ>
今日は、「機会費用」についてお伝えしました。
一つ目は、機会費用とはなにか、
二つ目は、時間との関係性の再確認、
三つ目は、意思決定が大事、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その3~お金~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<本企画への思い~生産性向上その3~>
今日からは、「生産性向上その3」について10回のシリーズで書いてみます。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。
4Mの「お金:Money」です。
念のためにおさらいを。
4Mとは、下記の頭文字を表しています。
人:Man
機械:Machine
お金:Money
方法:Method
です。
その1では、「人」の視点から9回にわたり書いてみました。
一番生産性に直結するのは「人」の意識、コミュニケーション、考え方など
だと考えます。
人が変われば、環境は変わります。
その2では、「機械」について書いてみました。
ツールとして使いこなすことを忘れず、いかに活用するか?がポイントです。
思考ツールに「PDCA」があります。
「コト」×「モノ」=「高価値」
についても書きました。
今回は、「お金」です。
お金は、機械同様に人の生活を豊かにするものです。
最近はお金を出せば手に入る時代になり、便利になりました。
お金がなければ「モノ」は作れません。
「機械」を保全するにも「お金」がいります。
生産性向上には欠かせない「お金」です。
実体験をもとに、わかりやすくお伝えしようと考えています。
その後は、
その4:方法
となります。

<Time is Money>
有名な「時は金なり」という諺(ことわざ)です。
元は英語から来ています。
アメリカ合衆国建国の父の1人で、
100ドル札紙幣の肖像画にも描かれている、
政治家、作家、物理学者として多方面で活躍した
ベンジャミン・フランクリン
という人です。
彼が著した著書に、
Advice to a Young Tradesman(邦題:若き商人への手紙)
があり、一文に出てくる
「Remember that time is money」
直訳すると、
「時間はお金そのものであることを忘れるな」
という意味だそうです。
時間は有限です。
我々の生産性は、
短時間で
価値のあるモノ・コトを
生み出すこと
で高まります。
トヨタの生産改善では、
1秒を大事にします。
だから、社員も時間は有限で
価値の高いモノという
価値観を持っているのです。
そのため、
トヨタ改善方式は、
彼らのような意識を持った
社員・経営者が
一丸となって取り組む環境があり、
それをすることで、
明確な対価が支払われることが
わかっているから進むのです。
土壌の考え方がその場主義でなく、
将来あるべきビジョンを共有して、
今すべきことを横一線で認識できる
組織が、生産性の高い状態を作り、
継続的な改善活動がつづくのだと考えます。
現代の資本主義社会で生きていくには
お金が非常に重要なものであることは誰でも理解できます。
しかし、そのお金と同等以上に時間は貴重であることを
私たちに思い出させてくれているのが、
この「時は金なり」という言葉なのです。

<お金に換算するのが苦手な日本人>
ただし、日本人はお金に換算することが
いやしい
恥ずかしい
と考えがちです。
私もその一人です。
時間価値の考えは、総監受験で再度振り返れました。
いままで、時間を有効活用するために取り組んできたこと・・・・
それは、お金を生むためにしてきたこと。
間接的ですが、結果お金を生んできました。
だから、対価として給与がもらえたのです。
単に、時間をうまく使った結果、
お金が増えている感覚でとらえてください。
そうすれば、抵抗感が薄れてきます。
さらに、時間の意識は
ご自身の価値をも高めます。

<まとめ>
今日は、「お金」についてお伝えしました。
一つ目は、人、機械の振り返り、
二つ目は、時間価値、
三つ目は、時間をお金に換算する、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その2~人と機械の共存~】

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生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<ますます共存が重要>
機械は今日で最後です。
最後は、永遠のテーマ「共存」です。
技術士試験でも旧試験制度H22必須科目(論文)で出題されました。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/001/attached/attach_1543_1.pdf
当時は、手も足も出なかった記憶があります。
簡単に書くと、
今日の機械設計システムの問題点
(広範化・複雑化、ブラックボックス問題など)
を指摘しつつ、
人と機械の共存のあり方を問うもの
です。
日常業務から「技術の社会的影響」
理解している意識が高い人
でないと回答が難しい問題です。
当時は選択しませんでした。
今考えると、総監に近い問題でしたから、
「無理」と判断したようです。
機械は、人が便利になるように生み出されたものです。
共存が当たりまえです。
なぜ、いま共存か・・・
それは、便利になりすぎて
人が使いこなせないから
です。
使いこなせなければ、人の感覚とも合いませんね。

<事例:スマートフォン
スマホがいい例です。
いくら高機能のものを手にしても、
100%は使いこなす人は何人いるでしょうか???
モノづくりは、顧客が欲しいものを提供するという
基本的概念があります。
差別化や競争激化により、
基本概念が変わってきています。
より高機能なものをより安く。
新興国は、逆で
低機能でもより使いやすく、
です。
結局人が使うのです。
能力に合う機器、
つまり直感的なものが最後は生き残るのです。

ユニバーサルデザインの見直し>
機械と人との共存には、
(1)感性に合う
(2)直感的
(3)一目でわかる
など、
ユニバーサルデザイン的発想が大事です。
ユニバーサルデザインが最終的な
「共存」
のための考え方になると考えます。
誰のために
どのような困りごとを
解決するのか・・・
共存には大事なことだと考えます。

<まとめ>
今日は、「人と機械の共存」についてお伝えしました。
一つ目は、使いこなさなければ、機能は無意味、
二つ目は、事例(スマートフォン)、
三つ目は、ユニバーサルデザイン感覚、
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その2~コストとは~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<現状のコストの考え>
製造業は現在、負のスパイラルに陥っています。
モノづくりのグローバル化と高度化により、
豊かさと便利さを求めすぎ、
コスト競争へ進みました。
事業は、「発展させる」
ためにはじめてことではなく、
不便さの解消
自由な時間の確保
など・・・
を達成するために始めていると思います。
現状はいかがでしょうか?
私も、周囲の環境に影響を受け、
本質の目標を見失っていたような気がします。
過去の経験やビジネススタイルは大事です。
しかし、時代は流れ(商流は変わり)ます。
今の「コスト」の考え方は、
「低価格」
寄りです。

<本来のコストとは!?>
本来のコストは、
価値との対比でなければなりません。
価値がない、他と同じであればコストは安くする。
逆に価値が高く、他がないものはコストが高い。
当たり前ですが。
この価値を
「機械」を活用することで
価値を高めていくことが
最もビジネスの目標に近づくと考えます。

<機械を活用すること・・・>
活用とは、「コト」を売ることです。
ノウハウや応用例を売るのです。
それからできた
「モノ」
を売っていくのです。
「コト」×「モノ」=「高価値」
この計算式がビジネスを数倍にして、
事業の目標をより具体的に
達成できると考えます。
先日述べた
PDCA
と組み合わせれば、
より高価値化が進みます。
機械は修理やメンテナンスに
コストがかかります。
このコストをチャラにできる
「コト」つくりを考えてみてください。

<まとめ>
今日は、「コスト」についてお伝えしました。
一つ目は、コスト価値の低下、
二つ目は、本来のコストは価値との対比、
三つ目は、「コト」×「モノ」=「高価値」、
でしたね。

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