モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【「滋賀ICT大賞2019」の作品募集があります。】

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こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
ICTの推進で生産性向上!!
中小企業がICTやデータを
課題解決に向けた有効な手段として
積極的に活用するための施策を推進
している一例です。

滋賀県ICT推進戦略/滋賀県


また、官民データ活用推進計画としての位置づけ
でもあるようです。

 

滋賀ICT大賞とは - 滋賀県地域情報化推進会議 滋賀ICT大賞 公式サイト


以下、本サイトの抜粋です。


<目的>
企業、各種団体、公共団体、学校、個人等のICT利活用による優良事例や、
地域社会の発展に繋がる取組等を表彰することで、
ICT・データを様々な課題を解決する手段として、
積極的に活用することを推進します。


<募集期間>
平成30年12月19日~平成31年3月27日


<応募資格>
滋賀県内に在住する個人もしくはグループまたは滋賀県内の企業、
各種団体、公共団体、学校等が応募することができます。
プロ、アマチュアの別を問いません。また、県外の者であっても、
滋賀県における地域社会の発展に繋がる取組等については、応募可とします。
なお、本要綱のすべての条項に同意していただくことが応募の条件となります。


<応募部門>
ウェブサイトやオープンデータを活用したアプリ等のデジタルコンテンツ作品、
ICT利活用事例、ICT利活用アイデア(以下、「作品」という)について
以下のとおり募集します。
 (1)地域・産業活性化の部
   まちづくり、モノづくり、農業等、地域産業におけるICTを利活用した作品を対象とします。
 (2)生活安全の部
   防災、福祉、医療等におけるICTを利活用した作品を対象とします。
 (3)生産性向上・行政サービス革新の部
   働き方改革、オープンデータ化推進、オープンデータ利活用等における
ICTを利活用した作品を対象とします。
 (4)教育の部
   専門教育、学校教育、リテラシー等におけるICTを利活用した作品を対象とします。
 (5)ICTインフラの部
   セキュリティ、データ活用基盤等におけるICTを利活用した作品を対象とします。


<応募要件>
過去に他のコンテスト等において受賞・入賞した作品は応募できません。
なお、ウェブサイトの部において、
当推進会議の「滋賀Web大賞、滋賀ICT大賞」の受賞歴がある場合は、
対象のウェブサイト・アプリが受賞時からリニューアルされている場合は応募できます。
 その他、作品毎の応募要件の詳細は以下のとおりです。
1 ウェブサイト
 インターネット上で公開しているウェブサイト等(ブログを含む。)で
無料で閲覧ができるものが応募の対象となります。
2 アプリ・データ利活用
 WebアプリまたはiOSAndroidWindowsLinux等のOSで
動作するスタンドアロンのアプリを対象とします。
また、データを収集・加工しオープンデータとして
活用可能な状態としたものも独立の作品として審査の対象とします。
 なお、アプリ・データの双方とも、応募段階では、
一般に公開済みであるかどうかは問いませんが、
未公開のものについては、今後の公開を前提としたものに限ります。
3 ICT活用事例
ICTの活用事例を応募の対象とします。
なお、内容が一般に公開済みであるかどうかは問いませんが、
応募者自身が考案し、手がけたものに限ります。
4 アイデア
 ICTを活用したアプリ・サービス等のアイデアを応募の対象とします。
応募者自身が考案し、未公開・未発表のものに限ります。
<参加費・経費>
参加料金は無料です。
応募作品・応募資料の制作や、インターネット上への公開に要する経費、
CD-R等の媒体やテスト端末の購入・往復の送料等の応募に付随する
一切の経費は応募者の自己負担となります。
<表彰内容>
各部門別に以下の賞を選定、表彰し、賞金を授与します。
なお、審査の結果、各賞が「該当なし」となる場合があります。
1 各部門(計5部門)
・最優秀賞   1作品   (賞金5万円)
・優秀賞    1作品   (賞金3万円)

 

という内容です。


ICT導入のきっかけとして、
従業員のチャレンジの場として活用してもいいレベルと考えます。

ささやかですが、賞金もでます。


募集事例は下記の通りです。


■募集作品例
1 テレワーク等による働き方改革の実践事例
2 AIを用いた業務改善事例
3 オープンデータポータルサイト
4 野球等、スポーツにおけるデータ分析・活用事例
5 IoTによるスマートファクトリー実践事例
6 観光客向け翻訳アプリ
7 ICTを活用した地域課題の解決事例
8 オープンデータを活用した文化財検索アプリ
9 過去の応募作品と同テーマの作品 等

■過去の応募作品
(1) ウェブサイト
1 観光関係ウェブサイト
2 子育て関係ウェブサイト
3 文化財関係ウェブサイト
4 地域関係ウェブサイト
5 企業関係ウェブサイト
6 学校・教育関係ウェブサイト
7 自治体関係ウェブサイト 等

(2) アプリ
1 観光関係アプリ
2 子育て関係アプリ
3 飲食関係アプリ
4 学校・教育関係アプリ
5 福祉・介護関係アプリ 等

(3) ICT活用事例・アイデア
1 観光関係事例・アイデア
2 農業関係アイデア
3 運輸関係アイデア
4 AI・ロボット関係アイデア
5 公共施設のサイネージ関係アイデア


一業務での困りごとを、
ICTでどのように解決できるか?
という思考変革にもいいと考えます。

 

経営のヒントになれば幸いです。
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なんでも結構です。気軽にどうぞ。

【平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」に係る事前予告】

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こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。

 

昨年12月28日に中小企業庁から

平成30年度補正予算

「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」

に係る事前予告が出ました。

 

ただし、補助金の公募開始のお知らせではありませんのでご注意を。

 

新製品開発や生産性向上といった

中小企業を元気にする補助金事業です。

 

技術力向上を願う私としては、

活用いただきたい補助金だと考えています。

 

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2018/181228mono.htm

抜粋した内容として、

<目的>

平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」

(以下、もの補助)は、

中小企業・小規模事業者が取り組む生産性向上に資する

経費の一部を補助することにより、

中小企業・小規模事業者の生産性向上を図ることを

目的としています。

 

さらに、概要には、

 

「足腰の強い経済を構築するため、

日本経済の屋台骨である中小企業・小規模事業者が

取り組む生産性向上に資する

革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス

の改善を行うための

設備投資等の経費の

一部を補助することを目的」

としています。

 

毎年、2万件程度の応募で、

採択はおおよそ半分の1万件です。

要点さえ押さえれば、

採択はされます。

 

生産性を高め、新たな技術力向上へ

シフトしませんか?

 

経営のヒントになれば幸いです。

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2018年大晦日、今年1年ありがとうございました。

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。

ブログは久々投稿になります。

今年1年、アウトプットを中心にして活動をしてきました。

技術士受験指導が中心ですが、

・自主開催セミナー 7回

・お手伝いしたセミナー 8回

・ものづくり補助金審査 62件

・ブログ 技術士受験365回、モノづくり49回

ツイッター開始

です。

来年は、同レベルでアウトプットしながら

PDCAサイクルで皆さんが求める

有益な情報提供を目指します。

最後に、本年もこのブログを訪問いただき誠にありがとうございました。

来年も情報提供していきますので、なにとぞよろしくお願いします。

 

 

【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~最終回 結局4つの視点の生産性向上とは??~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<生産性向上のおさらい>
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えてきました。

 

今日は最終回です。


4Mとは、下記の頭文字を表しています。
人:Man
機械:Machine
お金:Money
方法:Method
ですね。
その1では、「人」の視点から
一番生産性に直結するのは「人」の意識、
コミュニケーション、考え方など
だと考えます。
人が変われば、環境は変わります。
その2では、「機械」について
ツールとして使いこなすことを忘れず、いかに活用するか?がポイントです。
思考ツールに「PDCA」があります。
「コト」×「モノ」=「高価値」
についても書きました。
その3は、「お金」の視点から
お金は、機械同様に人の生活を豊かにするものです。
最近はお金を出せば手に入る時代になり、便利になりました。
お金がなければ「モノ」は作れません。
「機械」を保全するにも「お金」がいります。
生産性向上には欠かせない「お金」です。
お金は、労働により生まれます。
適正な労働環境とすることで
お金は循環します。
働き方改革を例に最後は書きました。
その4「方法」の視点
モノづくりは様々な「方法」
をもって生まれます。
「コト」で「モノ」を売ることが
最高の生産性向上になる!!
単なる「モノづくり」で終わるのでは、
今までの「商品開発」です。
質的充足、量的充足の世界の中で、
体験を売る「コト」が重要になります。
体験とは、100人いれば100通り以上あると考えます。
体験を共感できるストーリー性と
そのストーリーにマッチした商品。
これらが循環することで
今までにないモノづくりができると考えます。
「人」
「機械」
「お金」
「方法」
の4つがなければ、「コト」は生まれません。
再度、意識してモノづくりを進めてください。
次回以降は、
(1)気になる情報(本、社会情勢など)
(2)技術力・経営力向上ツールの紹介
など・・・
少し、書く内容を模索しています。
ブログを見ていただいている皆さんの役に立つ
情報提供を設計し、公開していきますのでお楽しみに。

 

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~目指すポジションを決め、考動を設計する~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<着地点はぶれないこと>
目指すところはどこですか?
経営者は、貪欲です。
目指すところは、変化する(悪く言えば「ぶれる」)
ことが多々あります。
従業員、その周囲のサポートする役員は振り回されていませんか?
経営者は、「一本筋」を通した着地点を設定し、
ステークスホルダーへの理解と行動を促さなければなりません。
皆が納得するように・・・
これが重要ですが、難しいとお考えでしょう。
簡単です。
「着地点はぶれないこと」
着地点へ行くまでの
「経路」
を風見鶏のごとく示すこと。
これだけです。
風見鶏は、
風向き、つまり経済状況や環境等を読むことです。

<身の丈を知ることから>
あとは、身の丈に合った考動を設計します。
この「身の丈」を知ることが重要です。
ジャンプしすぎると、一発屋になりかねません。
つまり、プロセスが論理的でなく、
またはイメージからズレ、
買い手が違和感を覚えた瞬間、
前回述べた
一発屋
への第一歩が始まります。
さらに、負荷が増し、
ポジションに行けなかったりします。
そこで、次に考動設計をします。

<考動設計って!?>
考動とは、これをしないような設計をしてくれます。
「考えて動く」こと・・・
単なる行動「行く動き」でないことが重要です。
「ポジション」を山登りに例えると、
山の頂点を目指す場合、
「ルート」を設定します。
険しいルートで最短コースを目指すのか・・・
それとも遠回りだが、身の丈のルートを選ぶのか・・・
ルートにはどのようなクリアしなければならない
課題があるのか?
など・・・
条件により方法はいろいろ考えられます。
しかし、その方法は身の丈でできることなのか?
という考動設計が重要です。
そのルートを選ぶ際、
モノづくりのストーリーとして、
どのようなストーリーが描けるのか?
も考えなければなりません。
ありきたりなことでも、
そのような課題を工夫して
クリアしたのか?
それを断片的に魅せるのぼりを
意識していくことです。
当然、生産性向上という課題も
含まれます。
これまで述べてきた「方法」から
一度掲げたバルーンに
のぼりを追加し続けることを意識してみてください。
自社内の生産性だけでなく、
買い手側とのつながりを意識した
真のモノづくりができると考えます。

<まとめ>
今日は、「目指すポジションを決め、考動を設計する」についてお伝えしました。
一つ目は、着地点はぶれないこと、
二つ目は、身の丈を知って、考動設計へ、
三つ目は、魅せるのぼりで、課題解決!!
でしたね。

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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~一瞬の輝きで終わらせない~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<モノづくりの一発屋芸人!?>
芸人で「一発屋」は毎年出てきます。
ブームに乗り、一過性でもブレークする人です。
大体、残る人は10人に1人程度なのかと。
理由は何か?
モノづくりの視点で考えました。
(1)たまたま当たったスタイルが自分に合っていない。
  よくある「思い付き」がブームに乗ること。
  自分のスタイルではないため、無理して頑張るが
  飽きてこられたタイミングでも、
  それしかないので、すがるしかない。
(2)技術の裏付けが見えないため、ブームが過ぎれば共感力が薄れてくる。
  開発ストーリーがないものは、形状や機能をまねされ、
  単なる商品としての競争となる。
  そのため、当初の魅力が薄れてくる。
  価格勝負!!
(3)斬新すぎて、次の商品のインパクトが弱い。
  最初が斬新すぎて、他がイメージできない。
  買い手も売り手も・・・
  打開するための商品づくりに苦労する。
(4)同じストーリーでつくると同じ系統しかできない。
  応用がきかない。
  これしかない!!モード。
  視野が狭い状態で、本質の「モノづくり」は何か?
  が見えていないときに陥る。
持論なので、ご容赦ください。

 

一発屋にならない方法>
せっかくブレークしたのに、そのタイミングで
二の手三の手・・・を展開したいですね。
ブレークしたら、一発花火でなく、
派手ではありませんが、
広告となるバルーンを上げて、
その下につながっているモノづくりを
横断幕で天高く舞い上げてください。
モノの付加価値は、頂点にある
バルーンではなく、その下に続く
ストーリーであること、
そのストーリーから派生した
買い手が欲しいと考えるものを
情報としてもらうこと、
が一瞬の輝きで終わらせない
最良のストーリーと考えます。

 

<まとめ>
今日は、「一瞬の輝きで終わらせない」についてお伝えしました。
一つ目は、モノづくりの「一発屋」はなにか?、
二つ目は、掲げたモノでなくストーリーを派生させること、
でしたね。

経営のヒントになれば幸いです。
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【モノづくりの技術力向上コンサルタントが考える生産性向上その4~ストーリーを伝える~】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。
生産性向上の要因である「4M」の視点で
製造業の困りごとの解決の方向性を考えていきます。

<モノづくりは・・・・>
モノづくりは、様々なストーリーから成り立っています。
こだわりのある商品であれば、職人の仕事柄が出てきます。
最近では、「モノ」を売るのではなく「コト」を売れ!!
そうすれば、「モノ」が売れる。
という言葉をよく耳にします。
購入者側としては、付加価値が他の商品と比べて
どれくらいあるのか?
対価を払う価値があるのか?
という視点で購入検討します。
例えば、商品ができるまでにあった
様々な困りごとを
いかに工夫して解決して
作り上げたか、
というプロセスやストーリー
が決め手になることがあります。
「ものがたり」を作ってください。
あとは、それを伝える仕掛けがあればよいのです。

<伝える仕掛けとは!?>
工場見学
地元交流会等への参加
など・・・
いい商品は、生き生きとした職人が作っています。
また、プロセスに自信がある職人たちが作っています。
その姿を見て、商品を購入されるケースがあります。
生産性向上の目的は、
顧客であるエンドユーザーへ
最高の体験と価格に見合う商品を同時に得てもらうこと、
でなければならないと考えます。                                                   
「モノづくりものがたり」はユーザーを意識した
生産性向上のなかから産まれてきます。
ぜひ、ユーザーを意識した
生産性向上を見せてください。

<まとめ>
今日は、「ストーリーを伝える」についてお伝えしました。
一つ目は、モノづくりの「ものがたり」はなにか?が重要、
二つ目は、ユーザーからモノづくりは生まれる!!
でしたね。


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