モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

【社会問題に関心!!Z世代を積極採用する準備】

こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星@技術士です。


IT化はなくてはならない時代です。
経営者は、IT導入を「そのままの形」だけでなく「必要とする形」へ変化させることで、既存商品のスパイラルアップや新製品開発、生産性向上といった目的を達成する時代です。


もう、やるかやらないか・・・のところまで来ています。


<注目される人材:Z世代>


いま、1995年以降生まれの「Z世代」が注目されています。


Z世代とは、デジタルネイティブの世代で、身近な社会問題を解決するツールを使いこなす(昔のめんこやコマのおもちゃのように)人材として、
また、新しい発想で、地域を変えていく人材として注目がされています。


Z世代は、最年長で22歳。


日本では約2800万人おり、総人口の2割強を占めていいます。


また、世界では20~25億人以上いるようです。


今後の人口減少やダイバーシティが進む中では、大変重要な人材です。


そのため、2025~30年にはITツールを当たり前のように使いこなす人材が急増数でしょう。


ちなみに、アメリカでは1960~70年代に生まれた人を「X世代」、
1980~95年前半までを「Y世代」と呼ばれているようです。


<Z世代が考える価値>


Z世代は、政治や社会への興味、そして技術で世の中を変化させる「ワクワク」を持っています。


私もこのZ世代は、技術は世界を豊かにし、資本主義経済や社会の構造転換を進めることができると感じています。


理由は、20世紀後半の情報社会の発展がこの20年間でどれだけ技術に影響を与え、
そして、経済や社会の在り方(SNSなどの普及により)を変えてきたか。


受け身のX,Y世代から、「ワクワク」発信が積極的な「Z世代」へのシフト・・・・
将来、小学生ベンチャー、学生ベンチャーとの協働が増えてくる予感もしています。
人材の多様化に合わせた、ビジネス構造の転換が必ず来るでしょう。


そのための準備を今からしなければ、優秀な人材確保にはつながらないでしょう。


<では、何をすべきか・・・>


モノは、人が生きていく上で必要であり、ITもモノがなければ何もできない。


これからは人が必要とするモノを発信する技術の習得です。


「IT」と「必要とするところ」をキーワードとして既存の技術や商品を再構築、
派生のモノづくりへの転換を進めてて、積極的な「発信」をしてください。


ホームページ、ブログ、Facebookなど・・


魅力ある企業は、情報発信が積極的であり、人材確保がしやすい傾向にあります。
今は、事前に「ネットで検索」が基本です。


ご自身でも商品をネットで買う時、安い高いだけでなく、SNS評価や商品の魅力の伝え方などを判断基準としていませんか?


面白さや社会貢献といったキーワードで御社の魅力度を発揮してください。


魅力度発揮には、既存技術のリバイスや他への転用が有効です。


ITの使い方は必須として、いかにその商品の魅力を高める使い方ができるか?


例えば単なる検知して、ドアを開閉するセンサに顔検知機能を盛り込み入退出管理をするといったリバイス方法です。


魅力ある=人の何かの役に立つもの


を発信する技術・・・・


それらが、Z世代を呼び込み採用するための準備だと考えます。

 

<まとめ>


今日は、Z世代の積極採用する準備についてお伝えしました。


一つ目は、積極的な発信、
二つ目は、単なる発信ではなく「魅力度」発信、
三つめは、既存技術のリバイス、他への転用、


でしたね。


今からでも遅くありません。


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