【「ネット空間に国境」について想うこと】
こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
2019年1月27日の日経新聞の「情報資源に国境線 曇るネットの自由(データの世紀)
脱EUで英孤立/中ロにリスク」からモノづくりについて考えます。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40531090W9A120C1MM8000/?n_cid=NMAIL007
「データ資源が自由に行き交うネット空間に「国境」が引かれ始めた。
各国の個人情報保護規制や国際政治の動きを受け、大手IT(情報技術)企業が重要情報の保管場所を変更。
欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)で混乱する英国や監視社会化が進む中国からデータを遠ざける。
経済圏が分立し、世界のデータ流通が滞る懸念が出ている。」
つまり、今まで横断的に情報が共有できた社会でなくなることを意味しています。
「ネット逆鎖国」社会になるかもしれません。
現に中国は、米国の標的です。
今後は、各国に同じような「国境」ができてきます。
情報は、ネットの発展により、共有から「財産」へかわりました。
「情報」を買う時代です。
国内競争力強化を掲げた国は、情報をコントロールしていくのです。
我が国の中小企業の皆さんにも関係します。
物流は、情報社会が無くてはならない状況です。
作っても売れない、送れないでは企業は存続できません。
これからは、このような情報に敏感になり、商流を失わない、ロスしない方策を考えていく必要が増しています。
まだ、「警告」ではなく、「注意」レベルですが、
「警告」なる前から商流を考えていきましょう。
それには、顧客を知ること。
顧客がお金を得るための手段が何か?
商流の見極めは、顧客が握っています。
経営のヒントになれば幸いです。
支援や相談等は
「お問い合わせフォーム」
からお願いします。
コストダウン・効率化助言など
気軽にどうぞ。