モノづくり技術力向上コンサルタントの日記

経営と技術を取り持つ解釈士

「星野リゾート、軽井沢で「1泊5000円」のなぜ」で想うこと

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こんにちは、技術力向上コンサルタントの赤星(ビジネスネーム)@技術士です。
Yahooニュース2/10からの引用です。

headlines.yahoo.co.jp


星野リゾートといえば、


「高級」


というイメージが先行しています。


家族向けのリゾートホテル「リゾナーレ」で約4~5万5000円、


「界」が約3~6万5000万円、「星のや」は約6万5000~9万円。


とても泊まれません・・・・


今回、着目したのが「若者の旅行離れ」です。


かっちりとしたイメージから、「ルーズさ」を演出して、


20代を取り入れたいとの想いです。


顧客層が40~50代中心の星野リゾートからして、


10年後は、人口減少から見ると競争激化となる恐れがあり、


ブランドイメージと実際のサービスにアンバランスが生じかねないという危機感から


若者から、「星野リゾートの良さ」を知ってもらい、


リピーターとして来てもらうことを目的としているように読み取れます。


ビジネスは、顧客のニーズで大きく変化します。


いち早くニーズをつかむには、「戦略」しかありません。


そのため、あえて低価格という「レッドオーシャン」へ飛び込みました。


先行投資でもあります。


しかし、先行投資だけでなく


顧客の変化を他の高級宿泊施設へ反映し、


顧客へより価値のある「空間」を提供するのでしょう。


成長企業になるには、「先見性が重要」といいますが、


未来は、誰もわかりません。


だから、「トライ&エラー」、「試行」をして、


単なる「資金のマイナス」ではなく「価値のプラス」を得て、


先見性を磨くことです。


目先の目的と未来の目的を明確にした企業が生き残るのでしょう。

 

経営のヒントになれば幸いです。
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